昨日のブログに穴子さんからコメントを頂いて思ったのですが
セルフプロデュースができる子が少なくなってきていると思います。
媒体の責任もあるのでしょうが、確かにどの子を見ても
違いが判らないと思われる方も多いと思います。
セルフプロデュース…。
読んで字の如く自らを企画する事ですね。
人気商売であれば必ず必要な能力だと思うのですが
なかなか難しいようです。
一昔前の姉さん方は自己プロデュース能力に長けている人が沢山いました
それこそ『人と同じ事なんて死んでもやらない』くらいの。
マ○ト一つとっても自分が上がるまではいくら講習をしても
本当のコツは教えないと聞いた事があります。
お店よりもワンブロック離れた所からタクシーを下り、毛皮の下は裸かと思うような
装いで吉原を練り歩いて出勤する姫や
CLを店前に付けて客がいるのにボーイにキーぶん投げて堂々と入ってくる姫もしました。
時代じゃない。
と切り捨てるのは簡単ですが、
遊んでる側からしたらどれも同じだったらつまらないですよね。
昨今のキャバ嬢なんて同じ髪型、同じメイク、同じドレス、同じ香水
話題だけでも個性があれば良いのに話題もなく出来る事は枕ですから
水商売のプライドはどこにいったのかと思います。
取材をしていて一番困るのが『売りがない子』
やっぱりその子が『売れる』と言うのが取材や広告の趣旨ですから
良い部分と言うのを拾いたいのです。
色の白いは七難隠す…ではありませんが、
良い部分があれば多少悪い部分には目がいかない物です。
しかし、その良い部分を自分が知らなければ
売りようがありません。
実際に『この子に入ってみたいな~』
と思わない取材で電話が鳴る訳がありませんからね。
ナンバークラスやキャリアの長い姫を撮影すると
写真がもの凄く上手くなったように錯覚します。
自分が良く見える角度や表情を知っているからなんですよね。
ある姫にはライティングの位置も指示された事があります。
記事の内容でも厳しいチェックを入れる人もいました。
そういう方に取材するのも実際に遊ぶのも大変、勉強になります。
男の幼稚な戯言かもしれませんが、
単なる○○婦にはなって欲しくありません。
やはり吉原ですから『おいらの姐さん(花魁)』と思えるような唯一無二の存在として、
この人とセックスするのがステイタスだと感じるような
お客さんの心に深く刻まれるような存在でいて欲しいと思います。
セルフプロデュースできる人 といぅのはやはり ある程度経験積んだ人でなぃとできなぃもんじゃなぃんでしょぅか。
広告もなんとか違いを出そぅとしてる…と思うのはどぅも気のせいではなぃみたぃですが そぅ思います。
今はあんまり この世界でプロになりたぃ!ていぅ人は いなぃんでしょぅか。いたとしても その先-育てる人がいなぃとも聞きます。ぉ客さんも 育てられるとぃぃのですが、私もこぅ言いつつ逆に「育てられたぃ」ありさまなんで(汗)
単に「昔はよかった」といぅことじゃなぃですが、こういぅなんか わだかまりをもってるのは自分だけじゃなぃてことがわかって よかったです。