いよいよ年末になってきましたが、プロレスファンにとって年末を感じさせるのが週刊プロレスの選手名鑑。
今年も21団体640名掲載というボリュームです。
泡沫団体で名鑑にも掲載できないレスラー(アルバイトレスラー)もいるのでしょうから
引退してるんだかしてないんだか判らない人も含め、
日本国内で自称も含めたらプロレスラーと言う職業に就いている人間は1500人くらいはいるのでしょうか?
フェンスにいた頃に樹水社長とソープランドでも選手名鑑みたいなの出せないかな~なんて話をよくしていましたが、出せたら面白いですよね。
プロレスラー的にはこの選手名鑑に載る事が一種のステータスでもあるでしょうから
(メディア公認という意味で)ソープランドでもそんな仕組みができたら面白いですよね。
花魁、花魁とひとくくりに言いますが、昔の吉原では太夫を筆頭に格子、散茶、座敷待、呼び出し、振袖新造、禿とランクがあった訳ですが、太夫はいわばチャンピオンですね1658年には3人しかいなく(後に太夫、格子は廃止になる)その下に2000人近い遊女達がひしめき合っていた訳です。
当時の遊女達は吉原細見というガイドブックに廓ごとに紹介されていたと言いますから
選手名鑑に近いものだったのでしょう。
現在はソープランド情報誌、情報サイトがその役目を担っているのですが、悲しいかな広告費で製作をまかなっているので、広告を頂いていない店舗は紹介できないのが現状です。
当時の花魁は今で言えばトップアイドル、浜崎あゆみや倖田來未のような存在だったのです。プロレス黎明期の力道山も国民的スターだった訳ですからある意味似てますよね。
以前からブランキーは、プロレスとソープランドの相似点を唱えているのですが、
時代共に嗜好性は変わっていきます。金曜8時にプロレスを放映していたなんて
夢のような時代もあったのに、今では深夜枠、日テレにいたっては放映をやめるありさまです。ソープランドも風俗の頂点と言われていたのに若年層のソープ離れは著しいものがあります。
ソープランドとプロレスの大きな相似点は、浪漫の上になりたつ物だと言うことです。
今では暴露本のおかげでブック(台本)の上で成立してるのが常識となったプロレスですが、そんな事はミスター高橋がクソ暴露本を出す前からプロレスファンは判った上で楽しんでいたものです。
判っていても選手の戦う姿や発言などで一喜一憂し、蔵前国技館で暴動が起こるほどですから当時のファンの熱さがわかりますよね。
試合運びの一瞬一瞬のなかで「もしかしたら、これは本気かも」と思うのが醍醐味なのです。
腕組みした評論家きどりのエセファンはやれガチだのブックだの本来の楽しみ方ではなく重箱の隅をつつくような揚げ足取りに終始してしまうのです。
ソープランドも同じですね。好きでやってる女の子なんている訳がないんです。
やっぱりみんな一番はお金です。でも、お金だけでなく頂くお金の対価として、お客さんを満足させようと思う子が売れていくのです。
お客さんもそれを承知で遊ぶなかで「もしかしたら俺だけ?」と思う一瞬を楽しむものだと思うのですが、2ちゃんねるを見ていると悲しくなってきますよね。
やれアナルだのエイズだのとくだらない事ばかり…
確かに女の子の中で接客がよくない子、勤怠が悪い子がいるのも事実です。
お客さんでも遊びかたが汚い射精乞食や平気で予約をすっ飛ばしたり、入った事もないのに罵詈雑言を掲示板に書く輩がいるのも事実です。
媒体も良くない子を良いと提灯記事を書いたり修正写真を使うのも事実です。
お店も良くない子でもお茶をださないように無理矢理勧めたり、ルックスしか売りがない子を広告にバンバンつかうのも事実です。
四者四様の事情や立場があるのですが、お互いがお互いを認め、自分の立場でクオリティーをあげる努力をしなければドンドン落ちてしまうと思います。
誰が悪いかれが悪いと責任転嫁し、不景気のせいにしているだけでは良くなるわけがありません。
今ある資源をより良いものにする努力が必要なんです。
プロレスもソープランドも2009年どげんかせんといけませんね!