先日、ある居酒屋でおそらくソープ嬢であろう集団に会いました。
村(吉原)のすぐ側なのでお客さんや関係者も立ち寄るであろう場所です。
我々、業者も村の近くの居酒屋などに行く場合は
迂闊に軽口を叩かぬように注意するのですが、
この集団は違いました…。
店の悪口から始まり、お客さんの悪口まで罵詈雑言のオンパレード。
聞く気はなかったのですが、ついつい耳に入ってきてしまいます。

まぁ人間ですから気に入らない事やイヤな事をぶちまけるのは
精神衛生上良い事だと思いますが、場所を考えないとダメですよね。
私は業者ですから良いですが、
遊びに来たお客さんが聞いたらトラウマになりそうで恐ろしいですｗ

悲しいかな店やお客さんのせいにしていますが
売れない理由はご本人達にある事が判らないようで
終いには写真スタジオの悪口まで始めたので恐ろしくなって逃げましたｗｗ

客商売で売れない理由は簡単です。
自分の価値を判っていないからです。
自分のドコにお金を貰う価値があり
自分のドコが接客業として改めねばならないのかを
理解しなければ売れる訳がありません。

『綺麗な唇になりたければ綺麗な言葉を使いなさい。
綺麗な目になりたければ人の美点に目を向けなさい。』
オードリー・ヘップバーンの言葉ですが
不景気、不景気と言ってもお客さんはいますし、
指名に何本も付く子も大勢います。
売れない、売れないと言って文句を言ってる人は
自分の価値も判らず、努力もせず、
出勤して、店が付けてくれたフリーを嫌々接客して、
弁当喰って、文句言って帰るだけです。

勿論、私は男なのでソープ嬢である大変さは理解できませんし、
水商売はかじりましたが、
生まれては苦界 死しては浄閑寺
と謳われる苦しさを自ら体験した訳ではありません。
(今は死んでも浄閑寺に投げ込まれる訳ではありませんが…)

仕事や遊びも含め大勢の方と肌を触れ、話す機会を持ちましたが、
どんなに売れっ子であっても欠点のない人なんていません。
欠点を欠点とも思わせない、欠点を長所に変える努力をして
自分の長所を最大限活かしている人が売れるのだと思います。

水商売の時の経験ですが、どんなに美男子でも
ちっぽけなプライドにしがみ付いている人は永遠に売れません。
初めはウケますが5分で飽きられます。
ちっぽけな自分を捨て、自分の長所を理解し、源氏名の自分に
なりきれた時がスタートラインです。

取材をしていても長所に目を向けて取材をします。
髪が綺麗、目が綺麗、唇が綺麗、顔が可愛い、肌が綺麗、指が綺麗、
スタイルが良い、巨乳、美乳、爆乳、美尻、美脚、背が高い、背が小さい
ぽっちゃり、痩せてる。
優しい、明るい、雰囲気が良い、マットが上手い、椅子が上手い、
話上手、聞き上手、淫乱、敏感、パイパン、潮吹き、濡れやすい、
攻め好き、言葉攻め、縛れる、アナル、締りが良い、数の子天井、巾着…。
今まで数百人の女性と会っていますが外見、内面問わず
どこかに必ず秀でた部分があります。

逆に男性相手に接客する訳ですから秀でた部分がなければおかしいです。
店も汚く、味も悪いラーメン屋に行って「作ってやってんだろ」
という態度だったら頭きますよね？

男性は射精が目的ですが、単に射精するだけなら木の窪みに突っ込みます。
なぜ大枚叩いてソープに来るのか。
「他で相手されないからでしょｗｗｗ」ではありません。
セックスのプロであるソープ嬢と交わりたいからです。

ソープランドは身も心も曝け出さなければならない
接客業中の接客業だと思います。
袖触れ合うも他生の縁と言いますが、袖どころではない部分で触れ合うのですから
ロマンチックな男性諸氏を楽しませて下さい！