石の上にも三年…実は今日で
“カメラマン”ブランキーが誕生してまる4年なんです。
元々、絵描きを志していた美術少年でしたがカメラなんて『写るんです』以外触った事もありませんでした。
フェンスに入社した当時はまだまだフィルムの時代でしたから
カメラマンと言うのは訓練を積んだ特殊な職業だと思い畏敬の念を持っていました。

ある時、編集部が殆ど退社する事になり
営業として廻っていた人間が取材の画像をデジカメ(当時は面倒くさかったのですがコンデジではなく
一眼にストロボ持たされて)で撮り始めたのです。

今ならお店の画像を貰ったりしてしまうのでしょうが
幸いな事にブランキーが以前に勤めていたのはあの樹水駿主宰の『ナンバーワンギャル情報』でしたから
貰い写真なんて以ての外。撮り下ろししか使わないと言う確固たる主義でしたから
取材の写真と言えども樹水社長自らダメ出しを喰らいます。

また、社内は元よりお店からも強烈なダメ出しを喰らいます。
適当な写真を選んだ日には「お前、こんなんで鳴ると思ってんの？」と詰められます。

当時は自分がカメラマンになるなんて思いもしませんでした。
今、思えば笑い話なのですがCANON 10Dにキットレンズ付けただけなんですから限界があります。
樹水社長や他のカメラマンの明るくボケのある写真を見ても技術の差なんだろうな～と思っていました。

時は流れてギャルコレを立ち上げてからしばらく経ち
信頼していたカメラマンが事情により撮影が出来なくなってしまいました。
この頃には修正と言うものが当然になってきたので何にも考えないカメラマンの写真を修正するのは
他人がクソ撒き散らした便所を掃除するようなモノなので大変なストレス。
そんなのに日当払うなら自分でやったほうが精神衛生上良いですからねｗ
下手なのに撮らせて怒られたり、自分が後でイライラするなら自分で撮ってしまえ！
と思ったのがキッカケです。

今では堂々とカメラマンです！と言ってますが
一年くらいは「僕写真撮れますよ」なんて言っても素人が何言ってんだと言われるのは間違いないので
黙ってカメラマンがいるフリをしていました。
そのうちバレるんですけどねｗ

お陰様で4年間で4,000名を超える撮影をさせてもらいました。
たまに『どこで写真習ったんですか？』と聞かれますが即答で吉原！と答えますｗ
まだまだ修行の身ですが精進して女性の身体をより美しく撮り続けたいと思います！

　ちょっと感動する映像に出会いました。
カンヌでグランプリを受賞したDOVEのCMです。

女性は自分の容姿を低く評価し、男性は高く評価するそうです。
この動画に男性編があったら逆の結果になるのでしょうｗ

男性から見たら十分細いのに「太ったんですよ～」と嘆く女の子によく会います。
女性と男性の理想の体重は10キロ違うそうです。
ガリガリより健康的な肉付きの方が素敵に見えますが女性は違うんでしょうね。
特に思うのがお尻。
尻フェチのブランキーは良いお尻の子だとベタ褒めしますが
殆ど「え～大きいから嫌なんです…」と恥ずかしそうにします。
男性からみたらたまらないのですが本人的には嫌なのでしょう。

女性の共通の話題に整形がありますが男性と整形の話した事ないです。
(整形の見破り方はよく論議されますｗｗ)
これも女性のルックスに対する自己評価が低いって事なのでしょう。

月に130名位の女性を撮影していますが
3割くらいの子は二重など目細工を施し、2割が何かしらの整形を施しています。
私も確かに写真に修正を施しますが、整形は反対派です。
(事故や障害などの修復の為の整形は除く)
人間って自分の持っているもので勝負するしかないじゃないですか。
確かに整形すれば多少変わるかも知れません。
しかし、それって結局ウソの自分だと思います。

確かに整形する事によって自信をもつ子もいますから
それによってモチベーションが上がり稼げるなら良いのかもしれません。
ただ、風俗を辞めた後のことを考えると複雑です。

やっぱり自信を持ってる人って輝いてます。
世の全ての女性にこのCMは見て欲しいです。

宝塚で代々受け継がれている“ブスの25ヶ条”なる教訓が話題になっています。


1 笑顔がない
2 お礼を言わない
3 美味しいと言わない
4 精気がない
5 自信がない
6 愚痴をこぼす
7 希望や信念がない
8 いつも周囲が悪いと思っている
9 自分がブスであることを知らない
10 声が小さくイジケている
11 なんでもないことに傷つく
12 他人に嫉妬する
13 目が輝いていないお気に入り詳細を見る
14 いつも口がへの字の形をしている
15 責任転嫁がうまい
16 他人をうらやむ
17 悲観的に物事を考える
18 問題意識を持っていない
19 他人に尽くさない
20 他人を信じない
21 人生においても仕事においても意欲がない
22 謙虚さがなく傲慢である
23 他人のアドバイスや忠告を受け入れない
24 自分が最も正しいと信じ込んでいる
25 存在自体が周囲を暗くする

まぁ長すぎるきらいはありますが確かにその通りですね。
顔の造形は好みもありますからそんなに重要ではないと思います。
やはり中身が大切なのですが、ブランキーも撮影していて
「絶対売れないだろうな～」と思う子と当たる時があります。
好きでやっている商売でないのは百も承知ですが
足を踏み入れてしまった以上、自分を殺してでも早く稼いで辞めれれば良いのにと思いますが
そう言う子に限って気がつかないまま、ダラダラと年を重ね終いには働く店が無くなってしまいます。
この“ブスの25ヶ条”は女性に限らず男性にも当てはまりますから
たまに自戒も込めて読み直すと良いかも知れませんね。

昨日は歌舞伎町のDX歌舞伎町に毒蟲presents 玉椿を観に行ってきました。
説明が難しいのですが、アングラ系ストリップショウとでも言えば良いのでしょうか…
出演者によって違うのですがSMショーあり、純粋なストリップあり、ファイヤーヨーコさんまでと言う幅広さ。
(ファイヤーヨーコさんって引退したと思っていたらいつの間にか復帰してたんですね。15年ぶり位に見ましたが相変わらず凄かったですｗ)
そんな中で一番印象に残ったのはショーではなくショーのBGMとして弾き語りしてた人。
最初はなんで弾き語り？と思ったのですが歌い始めたらその渋い歌声にショーそっちのけで聞き入っていました。
facebookで書いたら友人がその歌い手さんの名前を書いてくれたので知りましたが
ナカハラミキヒトさんと言うそうです。

この歌をBGMに一鬼のこさんのパフォーマンスで彩られたステージの上で繰り広げられるレズビアンショー！
面白かったです。
皆さんも機会があれば覗いてみて下さい。
別件ですが、ストリップに触発されて本日の撮影では無理なポーズを強要してましたｗｗ

　年明け一発目のブログなのですが
残念なお知らせです。
株式会社FENSの田中尚一氏(ミスターシティ)が12月26日にお亡くなりになりました。
当日にFENSの方から連絡を頂きましたが、まだ若いのに残念です。
私がFENSに入社した時は田中さんは外注スタッフとして関わっていたのですが
田中さんが編集長を勤めていた『シティープレス』は遊んでいる時からよく読んでいました。

当時は表紙を樹水社長が撮っているとは知らず「斬新な表紙だな～」と思っていました。
私がFENS在籍時には『ナンバーワンギャル情報』の読者投稿の担当をされていて
読者の方々からは絶大な人気を誇っていました。
事務所に来る時にはお菓子やケンタッキーフライドチキンをお土産に持ってきてくれ、
編集部が徹夜の際には陣中見舞いを持って手伝いに来てくれていたりしました。
そう言えば私が写真を撮り始めたのは編集の代わりに取材撮影に行く事がきっかけだったのですが
その時使っていたカメラがCANONの10D。

その後、編集部が取材に行く事がなくなり営業が取材記者となり長らくこのカメラを使っていました。
実はこのカメラは田中さんが編集部に貸していたもの。
巡り巡って私の手元にありますが、思わぬ形で遺品となってしまいました。

ナンバーワンギャル情報を辞め、『吉原向上委員会』そして『ギャルズコレクション』を立ち上げた際も
事ある毎にブログで取り上げてくれ、吉原やフェンスを訪ねた時も優しい声を掛けてもらいました。
ここ数年は糖尿病で苦労されていたようで、田中さんもプロレスが好きなので
会う度にプロレス話しながら飲みましょうと言っていたのですが
「いまお酒飲めないんだよね～」と言われ実現できず残念です。

『シティープレス』『ナンバーワンギャル情報』と今や伝説と言っても過言ではない
風俗誌の制作に尽力された田中さん。
お疲れ様でした。
心よりご冥福をお祈り致します。